日ペンのボールペン習字講座を始めて4ヶ月が経過した、香(@ouchipenji)です。
- 部首別練習
- かなの連綿の基礎
行書を初めて本格的に学ぶことになった私が、テキスト5を最後まで終えて感じたことを、抜粋して書いていきます。
↓前回のテキスト4(行書①)の感想はこちらです。

部首別練習
部首を最初に学びたかった気もする

前回のテキスト4では、線のつなぎかたや、はらいの書き方など、行書の基本を学びました。
それらを練習するにあたり、毎回多くの行書の漢字が出てきましたが、
とよく分からないまま、見よう見まねで書いていました。
どちらを先に練習すべきかは難しいところですが、私個人の意見としては、
部首の書き方も最初から並行して詳しく教わりたかったです。
というのが本音です。
行書が初めてで、隣に教えてくれる先生もおらず、DVDにも行書が収録されていないとなると、
テキストだけが頼りの綱ですから。
前回のテキストでは、あやふやなまま書いていた部首が、
今回書き方を学んだことで、自信を持って書けるようになりました。
書き方のパターンが把握できてきた

例えば、上の画像には「話」と「語」という漢字が載っています。
両方とも、つくりの部分に「口」が入っています。
2画目と3画目をつなげて・・・と。
このように、練習しているとたびたび同じ部首が出てくるので、
次第に行書独特の書き方にも慣れてきます。
書き方のパターンは、前回のテキストで学んだことが大部分です。
頭にインプットできていなくても、手は少しずつ書き方を覚えてきているようです。
かなの連綿の基礎
連綿って美しい

連綿とは、2つ以上の文字を目に見える実線で続けて書くこと。
とはいえ、連綿の美しさには一目惚れでした。
行書の練習でずっと漢字が続いていたこともあり、
まずページを開いたときに、ひらがなの柔らかさに癒やされました。
連綿線が綺麗に書けない

連綿線とは、2つ以上の文字を続けるための線のこと。
お手本のような、綺麗な連綿線が書けません。
まあ、いきなり上手に書けるわけもないでしょうから、地道な練習が必要と思われます。
結びの部分が可愛い

上の画像では、連綿しやすくするために、結びの部分の字形が変化しています。
「る」のゆるーい感じも、たまりません♪
親しみやすさを感じ、連綿の練習は楽しく行えました。
ボールペン習字講座テキスト5を終えての感想
行書での挫折を回避できた

前回のテキスト4では、とにかく行書の書き方が分からなさすぎて、
「挫折」の二文字が頭の中をよぎりました。
テキストに記されているのは、書かれた後の文字です。
どのような筆順で、どのくらいのスピードで書かれているのだろう?
身近に行書を教えてくれる人もいないので、
それらの疑問点については、今も分からないままです。
しかし、テキストでの練習を積み重ねることにより、
行書を書くことに抵抗がなくなってきました。
テキスト5では、テキスト4の頃に抱いていたネガティブな気持ちが消えてゆき、
前向きに行書に取り組めました。
お手本なしでは書ける気がしない

行書に少し慣れてきたとはいえ、
テキストで一度勉強しただけでは、行書を書けるようにはならないです。
私のような凡人は、小学生の頃に漢字を覚えたときのように、繰り返し練習して、
頭と手にしっかり叩き込まなければならないでしょう。
ペン選びも重要かもしれないと気づく

行書で次の点画につなげて書くときの線が、どうしても太くなってしまうのが悩みでした。
相当練習したら書けるようになるのかな〜・・・?
私は楷書の練習には、ペン習字ペンを使っていました。
行書も途中までペン習字ペンで練習していましたが、
金ペンの万年筆を新しく買ったので、チェンジしてみました。
行書にはこっちのほうが向いているかも?
しばらく金ペンの万年筆で練習していましたが、
ふとボールペンのエナージェルを使ってみました。
「弘法筆を選ばず」ということわざもありますが、
私のような初心者だと、筆ならぬペン選びも重要なのかもしれませんね。
さいごに
行書は、ボールペン習字講座の最大の壁でしょう。
だとしたら、すごすぎるんですけど・・・。
TwitterやInstagramで、ボールペン習字講座を受講しているフォロワーさんたちとコミュニケーションを取っていると、
少なからず行書の壁に突き当たっている様子がうかがえました。
わざわざSNSに練習記録をアップしているのは、特にやる気がある方々だと推測しますが、そのような方々にも関わらずです。
これから初めて行書を学ぼうとしているあなたへ、ささやかながらアドバイスを残して締めたいと思います。
そうすればある日急に、壁の向こうが見えてきますよ!