競書誌「ペンの光」を独学で学習している、香(@ouchipenji)です。
購読を開始してからしばらくの間は、毎月順調に昇級できてきましたが、
と決めていました。
そして規定部準初段で残留となったタイミングで、初めて個別添削を受けてみました。
添削の受け方や、添削を受けてみての感想などを、書いていきますね。
個別通信添削指導の受け方
ペンの光に有料添削規定が掲載
ペンの光2,5,8,11月号に、有料添削規定が掲載されています。
以下に、簡単にポイントをまとめます。
- 担当講師一覧より、直接希望の先生宛てに郵送する
- 規定部・筆ペン部・かな部の課題が添削対象
- 1課題につき添削料は1,000円
- 規定が掲載されていない月でも、添削を受けることが可能
日ペンのボールペン習字講座の添削はがくぶんを通すため、直接先生とやり取りするわけではありませんでした。
なので、初めてこの制度を知ったときには、
と驚きました・・・!
課題を郵送するまでの手順
私が課題を郵送した手順を紹介していきます。
ざっくり参考程度に、一例としてどうぞ。
- 競書用紙に課題を書き、B5用紙に四隅を軽く糊づけする。
↑添削作品に折り目をつけたくなかったので、B5用紙は横にしてみました。
細かい規定はなさそうです。 - 表に自分の宛先を記入し切手を貼った、返送用の封筒を用意する。
- 郵便為替を用意する(1課題につき1,000円)。郵便局のゆうちょ窓口で、1,000円の「定額小為替」を必要な枚数購入しましょう。
「定額小為替」は、50円,100円,150円,200円,250円,300円,350円,400円,450円,500円,750円,1,000円の12種類ある
手数料は、1枚につき100円
有効期間は発行日から6か月なので、買いだめする場合はご注意を!
また、定額小為替の他に、「普通為替」というものも存在します。
定額小為替との違いは、自分で料金を決められるかどうかです。
普通為替の手数料は、送金額5万円未満の場合は437円です。
もし一度に5つ以上の課題を添削してもらうなら、普通為替のほうが若干ですがお得になるでしょう。 - 先生へのお手紙を用意する。※必須ではない
- 提出用の封筒を用意する。
- ⑤に①〜④を入れて、切手を貼って郵送する。
④のお手紙は必須ではありませんが、最低限の礼儀としてしたためました。
課題よりも何よりも、普段書き慣れない真面目なお手紙に大苦戦しました。
これがネックになって、添削をためらっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、このような実践の場を自ら作ることで、上達に繋がるように感じました。
添削指導を受けてみての感想
返却が早くて驚いた
ペンの光には、返却日数について「1〜2週間で添削されて戻ってきます」と書かれています。
ところが、私が課題を投函してから返却されるまでにかかった日数は、わずか3日でした!
ただし、先生・地域・タイミングなどによって日数に幅があるでしょうから、余裕を持って早めに送ることが望ましいです。
一流の先生の細かい添削に感激
独学の私にとって、先生というのは雲の上の存在です。
ましてや、審査員の先生方なんていったら、なおさらです。
こんなどこの誰とも知れない一個人に、わざわざ時間を割いて添削してくださったなんて、恐れ多くて・・・!
なお、具体的な添削内容については割愛します。
日ペンを通さず、先生と直接個人で1対1でのやり取りのためです。
新たな気づきを得られた
添削を受けてみて、自分では全く気づけていなかった部分について、ご指摘いただきました。
たった一つの課題でもそうなのですから、まだまだたくさん直すべき点が潜んでいるはずです。
定期的に添削を受け、欠点を少しずつあぶり出していくことも必要かもしれない・・・と感じました。
県名・名前の添削がありがたい
規定部の課題を出品するときには、「県名」と「名前」を毎回記入する必要があります。
課題はお手本が載っていますが、県名・名前は当然お手本なしです。
お手本のない県名・名前は、なかなか上手に書けずにいたので、添削していただけて非常にありがたかったです。
余白に先生の美しい文字でお手本を書いていただけたので、コピーして切り取って、県名・名前の立派なお手本が出来上がりました。
まとめ:個別通信添削指導は非常に有意義だった
独学の私にとって、個別通信添削指導は非常に有意義なものとなりました。
おかげさまで、初めて添削指導を受けた結果、主席で昇段できました。
先生に直接郵送するというハードルの高さはありますが、思い切って乗り越えて良かったと感じています。
二度目以降は、だいぶハードルも下がりました。
私と同じように独学で行き詰まった方は、ぜひ一度添削指導を試してみてはいかがでしょうか。
さいごに
上達への一番の近道は、教室に通って直接先生から指導を受けることでしょう。
しかし、近所に教室がなかったり、仕事や家庭の事情で通うことが困難だったりで、やむを得ず独学している方も少なくありません。
通信指導に対応してくださる教室もありそうですが、支部に所属するとなると、それなりの覚悟は必要となります。
また、私が今のようにブログやSNSで自由に発信できているのも、独学だからこそ可能なことです。
そんな中、救いの手となるのが個別通信添削指導です。