私が全日本ペン書道展に初出品したのは昨年でした。
自分や知人の作品を観に行きたい気持ちはありましたが、コロナ禍に加えて息子がまだ小さく長時間の外出は心配だったため、やむなく断念しました。
そして、二度目の出品をした今年。
今年こそはどうにか行きたいし、行かなければならないと強く感じていて、初めて会場まで足を運びました。
初めて訪れたペン展の様子や感想などを記録しておきます。
会場到着〜受付
会場は最寄り駅の目の前で、初めてでも迷うことなくたどり着けました。
建物に入るとすぐに受付が。
検温後、机に置かれていた紙に氏名を記入しました。
紙を受付の方に渡し、案内図と「日本書道学院」の文字入りの蛍光ペン(筆ぺんタイプ)をいただきました。
「ペンの光(2021年4月号)」「書の光(2021年3月号)」「学年習字(2021年4月号)」の見本誌も平積みされており、無料で貰えました。
対面の出口側には、日ペンのボールペン習字講座の案内資料も置いてありました。
最新の左利き用コースの案内も入っていました!
会場内の様子
私が訪れたのは初日の午前中でした。
緊急事態宣言中の平日(金曜)ということもあり、思っていた以上にガラガラでした。
広い会場のパネル一面に作品がずらっと展示されていて、まるで迷路のようでした。
昔の資料も展示されていて、閲覧可能でした。
自分の作品を鑑賞
まずは、自分の作品を探すことにしました。
正直あまり見たいとは思いませんでしたが、どのように表装されて展示されているかは楽しみでした。
うろうろしていたら、見つけました!
一番上の列に飾られていて、見上げる形となりました。
私好みのボールド色の紙に貼っていただけて、嬉しかったです。
筆ペン二部は、この一面だけでも13×3=39点の作品が展示されていました。
それが何面もあるのですから、かなりの出品数です。
他の方の作品を鑑賞
日頃交流のある方や、ペンの光でいつも上位でよく拝見する方など、お名前を知っている方々の生の作品を間近で見られるなんて、興奮が冷めやらなかったです。
また、上の部門で入賞された方々の作品は特に素晴らしく、完成度の高いものばかりでした。
審査員の先生方の作品が並んでいるのも、実に圧巻でした。
気になった作品は写真を撮りましたが、見て回るだけでも忙しくて、撮りきれませんでした。
売店でお買い物
出口付近には売店があり、10%オフでお得に商品を購入できました。
普段通販で購入できる商品の他、ちょっと珍しい美子ちゃんグッズもありました!
私が購入したのは、以下の4点でした。
- 競書用紙C
- 競書用紙F
- ロゴ入りソフト下敷き
- 美子ちゃんファイル
2,000円以上購入するとくじが引けるキャンペーンもやっていました。
ギリギリ2,000円を超えて引いたところ、折りたたみ傘をもらえました。
初めてペン展に行っての感想
自分に足りていなかった部分に気づけた
反省点だらけだった今年のペン展。
来年、今年の自分を上回るためには、実際にペン展に行って上手な方々の作品から学ぶ必要があると感じていました。
また、教室に通っていない私は他の方の肉筆を見る機会が圧倒的に少ないため、ペンの光で学ばれている方々の生の作品を見てみたいと常々思っていました。
そして、家族のことなど前々から綿密なスケジュールを立て、無事行くことが叶いました。
同じ部門に出品した上位の方と自分の作品とを見比べることで、自分に足りていなかったところに気づくことができました。
上位受賞者の線の美しさや緻密さは、印刷では分からなかったことでしょう。
時間が足りなかった
当日の朝、お弁当を作って息子を幼稚園に送り届けた後、会場に向けて出発しました。
夏休み中の預かり保育の利用は初めてで、長時間預けるのは心配だったため、お迎えの時間は遅くなりすぎないよう申し込みました。
自宅から会場までは地味に遠く、気軽に行ける距離ではありません。
往復の移動の時間に加え、どこかで昼食も取るとなると、のんびりしていられないタイトなスケジュールでした。
結局、会場に滞在したのは約2時間で、お迎えもギリギリに。
さいごに
書道関連の展覧会に行くのは初めてで、楽しみな半面緊張もありました。
実際に行ってみると、堅苦しくない雰囲気の中、リラックスして鑑賞できました。
本来であれば、授賞式や祝賀会が開催され、より楽しい時間を過ごせたのでしょうね。