ペンの持ち方の矯正中、香(@ouchipenji)です。
何度もペンの持ち方を正しく矯正しようとして、結局矯正しきれずにいた私。
今度こそは、本気で矯正することを決意しました。
今のところ順調で、明らかに前回までとは意気込みが異なりますし、成功する気満々です。
それでは、ペンの持ち方の矯正を成功させるために欠かせない、3つの秘訣をお伝えいたします!
秘訣1:具体的な目的を持つ
ただ漠然と、「正しい持ち方に矯正したい」と思うだけでは、動機が弱すぎます。
なぜなら、ペンの持ち方の矯正は、辛く険しい長い道のりとなるからです。
具体的な目的がなければ、かつての私のように早々に挫折してしまいます。
矯正し始めたばかりの頃は、上手く書けないどころか、元よりずっと下手な字になってしまう期間がしばらく続くこととなります。
思うように書けないもどかしさがつのる一方、最初の決意はどんどん失われていきます。
矯正しなくても、普段の字を書くことは可能ですから、「やっぱり元のままでもいいか〜」と諦めてしまいがちです。
- 奮発して買った大切な万年筆を使いこなすため(持ち方のせいでガリガリしてしまう)
- 競書誌で昇級・昇段するためにも、より綺麗な線を引けるようになる必要があると感じたから
- いずれ師範になれたとき、今の持ち方で師範と名乗るのはさすがに気が引けるから(だいぶ気が早いけど)
秘訣2:自分の持ち方の欠点を明らかにする
正しい持ち方に矯正するためには、まずは自分の持ち方の欠点を明らかにする必要があります。
正しい持ち方と比べて、自分の持ち方のどこがおかしいのか、徹底的に。
私は独学でペン習字をやっているので、持ち方を直してくれる先生はいません。
そこで、各種媒体でとことん調べるところからスタートしました。
- 本
- 動画
- 画像
- ブログ記事
特に私が何度も見返しているのは、以下の2つです。
- 記事:“美文字王子”青山浩之先生の、すぐ美文字が書けるペンの持ち方さくっと読める記事で、画像が一目瞭然で分かりやすいです。ペンの構え方の角度が具体的なのが、特に参考になりました。
- 本:字は1日でうまくなる!著者は、筆記具・持ち方アドバイザー 竹内みやこ氏です。正しい持ち方ができている方にとっては、当たり前すぎて内容が薄いと感じるかもしれません。私にとっては、正しい持ち方と動きをイメージしやすい一冊でした。・・・ただ、さすがに1日ではうまくならないと思いますが(笑)
ちなみに、私の改善すべき点は、下記でした。
- ペンの角度を意識する
- 親指が人差し指の上に重ならないようにする
②の親指が人差し指に重なる持ち方が良くないことは、昔から自覚していましたし、親にも度々注意されてきました。
では、なぜ重なってしまっていたのか。
原因は、①のペンの角度に問題があったということに、ようやく気づいたのです。
角度が正しくなかったが故に、不自然な持ち方になっていました。
指だけ直そうとしたところで、無理があるので直らなかったというわけです。
秘訣3:宣言する
私はツイッターでほぼ毎日、練習した文字をアップしています。
正しい持ち方を意識して書いたところ、ものすごく下手な字になりましたが、恥ずかしがっていても仕方ないのでアップしました。
今月の目標として、持ち方を矯正することも宣言しました。
すると、フォロワーさんたちが応援してくれたのです!
持ち方の矯正に成功しているフォロワーさんも多いことが分かり、とても励みになりました。
自ら宣言し、応援までしていただいた手前、後には引けません。
SNSに限らず、人に話したり、声に出したり、紙に書いたりすることは、意味があります。
宣言することで自分自身にプレッシャーを与え、達成率が高まります(宣言効果)。
まとめ:ペンの持ち方の矯正には覚悟が必要
私が本気でペンの持ち方を矯正し始めて、半月が経ちました。
まだ思い通りの線は書けませんが、着実に成果は出てきています。
それは、覚悟を決めて秘訣1〜3を行ったからに他なりません。
「ものすごく辛い」という最初のフェーズは乗り越えたので、あとはこのまま続けるだけです。
またブログで報告しますね♫