いよいよ、硬筆書写技能検定3級の試験当日を迎えました。
試験会場の様子などは次の記事で書くことにして、今回は私が当日やらかしてしまった5つの大きな失敗を書き留めておきます。
それではさっそく・・・。
失敗1:鉛筆が家に無かった
前日寝る直前に持ち物を準備しているときに、家に鉛筆がないことに気づきました。
マークシートの注意事項には「記入は必ずHBまたはBの鉛筆(シャープペンシル)を使用し、」と書かれています。
鉛筆ではなくシャープペンシルでも可でしたが、慌てていたためその記述を見つけられず、不安になってしまいました。
当日、試験会場付近のコンビニで、3本入りの鉛筆を購入できて安堵しました。
大抵のコンビニには削ってある鉛筆が売っているということも、調べて初めて知りました。
そもそもシャープペンシルよりも鉛筆のほうがマークシートも塗りつぶしやすいですから、事前に鉛筆を買っておくべきでした。
さらに言えば、持ち物の準備は前日ではなく数日前からしておくべきでした。
失敗2:マスクが息苦しかった
受験票と共に、「新型コロナウィルス感染症の拡大防止のための対策について」という1枚の紙が同封されていました。
その中で、マスクの着用について書かれていました。
私は普段の練習は完全に家のみなので、マスクも着けていません。
マスクを着けてのペン字というのは試験本番が初めてでした。
よりによって通気性のあまり優れないマスクを着けて出かけてしまい、本番中に若干息苦しさを感じました。
せめて通気性の良いマスクを着用したり、室内で長時間座った状態でのマスク着用に慣れることをしておけばよかったです。
失敗3:緊張で手に力が入ってしまった
私はすごく緊張に弱いタイプではありませんし、試験を受ける経験も人並みにしてきています。
しかし、今は子育てメインの毎日で試験などご無沙汰でしたし、ペン字はいつも家で一人で練習しているので、どうやら会場の雰囲気にのまれて緊張してしまったようです。
第1問の速書きなんて、手が思うように動いてくれなくて、ガタガタガチガチになってしまいました。
行書の問題も、力が入ってしまって柔らかさに欠ける行書となってしまいました。
団体受験でいつもの教室で受ける方などは、緊張も軽減されるんだろうなと思ったりしました。
失敗4:行書を書き間違えた
第2問の楷書と行書。
「いとへん」の漢字が出題されました。
行書のいとへんの正解は①ですが、私は②のように書いてしまいました。
いとへんという頻出の部首を曖昧に覚えていたことを反省し、こんなことなら③で書けばよかったと後悔しました。
何かが確実に足りないことは分かったのですが、正しいいとへんが曖昧でしたし、書き加えると連絡がおかしなことになるので、そのまま諦めました。
失敗5:コピックのインクが切れた
先日書いた記事でも少し触れていますが、第6問の掲示に使っていたコピックのインクが本番2日前に切れてしまいました。
そこでコピックの詰め替えインク(バリオスインク)を購入し、試験前日に補充しました。
無事に書けるようになったので、本番は安心して第6問に挑みました。
ところが、下に書き進めてゆくにつれ、インクがだんだん掠れてきた・・・!?
コピックのインクが切れるのも、補充用インクを使うのも初めてだったので、適切な分量が分かっていませんでした。
タイトルを書く用にと、新品のコピックはもう1本用意してありました。
しかしそちらは新品過ぎて、逆にタイトルが太く滲んでしまう事態に。
本文に使うと明らかに太くなりすぎてしまうので、インクが残りわずかのコピックで最後まで頑張ることにしました。
仕方なく、一文字ごとにインク切れコピックのペン先を新しいコピックのペン先につけてインクを足す作戦を実行!
それでもやっぱり掠れてしまい、よりインクが出る角度を探しながら、かろうじて書き上げました。
コピックに限らず、マーカーは中のインク残量が見えないので、本番書けなくなったなんてことにならないよう要注意です。
また、新品はインクが出すぎるので、ちょうどよい太さになるまで使い慣らしておく必要ありです。
まとめ:準備は事前に万端に!
試験当日には、練習どおりにいかないことや思わぬハプニングが起こりがちです。
しかし、事前の準備や心構えで、防げることも多いです。
勉強不足で直前に余裕がなかったとしても、筆記具だけは合否に関わる重要なものなので、しっかり確認すべきでした。