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エラボーの金属軸は重かった!樹脂軸との比較レビュー

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万年筆沼には片足を突っ込んでいるくらいの、香(@ouchipenji)です。

ずっと気になっていた万年筆、パイロットのエラボーを数ヶ月前に購入しました。

エラボーには金属軸樹脂軸の2種類があるのですが、私は色味が好みだった金属軸を購入しました。

しかし、大問題が発生したのです。

金属軸、重すぎて扱えない〜!!!!

最終的にはもう一本、樹脂軸のエラボーを購入する結果となりました。

エラボーの金属軸と樹脂軸、両方を購入してのレビューを詳しく紹介していきます。

エラボーを購入した理由

私は日ペンのボールペン習字講座を始めて以降、万年筆にもハマり出しました。

SNS上で、ペン習字仲間のフォロワーさんの多くがエラボーを使っていたので、次第に気になってきました。

PILOT公式サイトよりエラボーについて調べてみると、まさしくペン習字向きの万年筆だということが分かりました。

  •  軽い力で字幅に強弱をつけることができる柔らかなペン先は、日本の文字特有の「とめ」、 「はね」、「はらい」の表現にも適しています。
  •  筆にも近いその書き味は、日本語の縦書きにも非常に向いていると言えるでしょう。

引用元:日本語に適した万年筆エラボー

また、何人かのフォロワーさんに使用感をお聞きしたところ、

エラボーの書き味は唯一無二です。
つけペンの次に強弱がつけやすいように感じます。

などとおっしゃるので、ますますエラボーを試してみたくなりました。

そして数ヶ月悩んだ末、エラボーの購入に至りました!

エラボー SEF 金属軸のレビュー

エラボー SEF 金属軸を注文

小さい子どもがいる私は、店頭で試し書きしてから購入することが難しかったため(夫にも高い買い物がバレるw)、ネットでエラボーを注文しました。

エラボーには金属軸と樹脂軸があります。

金属軸の高級感が素敵だったのと、金属軸は大容量のコンバーターCON-70が使えることから、金属軸に決めました。

字幅はSEF・SF・SM・SBの4種あります。
ペン習字目的なので、極細のSEFにしました。

色は、ブラック・レッド・ライトブルー・ブラウンの4色あります。
私はシックなブラウンを選びました。

お店で買ったほうが安心感がありますが、ネットの方が安く購入できます。
高品質のパイロット製なので、不具合もありませんでした!

エラボー SEF 金属軸、開封の儀

紙の箱を開けてみます。

プラスチックのケースが登場。

プラスチックのケースを開けると、エラボー本体やカートリッジ、保証書などが。

ブラウンのエラボー、美しい。14K。

コンバーター(CON-70)は中に装着されていました。

特徴的なくちばしのようなペン先も綺麗。

エラボー SEF 金属軸を初めて使ってみた感想

一番感動したのが、「払い」が綺麗に書ける点です。

他のどのペンよりも、スッと綺麗に抜けるのですよ〜☆

ただ、ひたすら重い

軸というより、キャップが重い

しかしキャップを外すと、今度はバランスが取りづらい

使いこなせるようになるまでは、しばらく時間がかかりそう・・・。

エラボー金属軸が合わず樹脂軸の購入を決意

金属軸は重くてコントロールが難しい

エラボーの金属軸で、一ヶ月ほどペン習字の練習を続けました。

しかし、どうしても軸が重くて、上手くコントロールすることができませんでした。

持っているペンの中でダントツの重さ。
手がものすごく疲れる・・・。

私はペンの持ち方も正しくなかったため、持ち方をあれこれ変えながら、ベストなポジションを探す日々が続きました。

金属軸は手の小さい人や女性には不向き

エラボー購入後、パイロットのペンクリニックにエラボーを持っていったのですが、待ち時間に文具店の店員さんと次のような会話をしました。

お客様の持ち方だと、金属軸よりも樹脂軸の方が合っていると思いますよ。
え!やっぱり、そうなんですかね・・・。
金属軸は重いので、手の小さい人や女性にはあまり向かないです。

納得したのと同時に、試し書きをせずに購入してしまったことを後悔した瞬間でした。

やっぱりエラボーをペン習字に使いたい

重くてコントロールが難しいものの、エラボーの強弱のある線は、非常に魅力的でした。

ペン習字をやっていると、美しい線質が求められます。

つけペンは敷居が高く使えずにいた私にとって、エラボーはまさに理想のペンでした。

苦渋の決断でしたが、増税前にもう一本、樹脂軸のエラボーの購入に踏み切りました。

エラボー SF 樹脂軸のレビュー

エラボー SF 樹脂軸を注文

樹脂軸のエラボーも、金属軸と同様にネットで購入しました。

色は、ブラックとレッドの2色のみです。
黒インクを使用したかったので、軸も合わせてブラックにしました。

そして、字幅は細字のSFにしました。

なぜSEFではなくSFにしたのか、その理由は後ほど説明します。

エラボー SF 樹脂軸、開封の儀

樹脂軸も、金属軸と同じケースです。

中身も、エラボー本体以外は同じです。

シンプルなブラックの軸も、悪くないです。

やっぱりカッコいいペン先。

金属軸と異なり、樹脂軸にはCON-40が付属されています。

試しにCON-70を装着してみると、太くてこれ以上はまりませんでした。

エラボー金属軸と樹脂軸には互換性あり

私が求めるエラボーは樹脂軸のSEFでしたが、今回あえてSFを買ったのには理由があります。

せっかくエラボーを2本持つなら、違う字幅を試したいじゃない♪

実は、金属軸と樹脂軸のペン先は同じで、取り替えることが可能なのです。

すなわち、

  1. エラボー SEF 金属軸
  2. エラボー SF 樹脂軸

のペン先を交換して、

  1. エラボー  SF 金属軸
  2. エラボー SEF 樹脂軸

にする作戦だったというわけです。

早速ペン先を付け替え、エラボー SEF 樹脂軸に変身しました。

エラボー SEF 樹脂軸を使ってみた感想

軽い

金属軸に慣れると、ものすごく軽く感じる!

エラボーの重みからようやく解放されました。

使い比べてみた結果、私には金属軸より樹脂軸が向いていました。

また、樹脂軸の色の選択肢が少ないところや、チープな感じが好みではなかったのですが、いざ手にすると愛着がわいてきました。

まとめ:エラボー金属軸は購入する前に試筆すべし

エラボーの金属軸は、想像していた以上に重かったです。

特に、字幅がSEFの場合、繊細なコントロールが求められるので、注意が必要です(SF 金属軸にしたら軽減された)。

金属軸の万年筆を使ったことがない方は、お店に行って試筆することを是非ともお勧めします

高い買い物ですので、後悔のないように・・・♪
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