万年筆沼に足を踏み入れてしまった、香(@ouchipenji)です。
万年筆に興味を持ち始めていろいろ情報収集しているうちに、「筆圧測定」というイベントがあることを知りました。
何やら無料で筆圧を測定してもらえるだけでなく、自分に合ったペン先まで教えてもらえるとか。
そして、実際に筆圧測定に行くことができました。
筆圧測定が気になっているあなたへ、初めて筆圧測定をしてみての体験談を紹介していきますね。
パイロットの筆圧測定イベントの探し方
筆圧測定は、各地の万年筆を取り扱っているような文房具店で、不定期で行われるイベントです。
ペンクリニックと同時に開催されることが多いようです。
ペンクリニックとは・・・
万年筆専門のドクターが無料で万年筆を診断・調整してくれるイベントのこと。
年間スケジュールが公開されるわけではなく、文房具店によるイベント告知を頼りにするしかありません。
そこで、私が活用したのがツイッターでした。
ツイッターから「筆圧測定」でキーワード検索するのがベスト!
ツイッター公式アカウントを持っている文房具店は多いです。
そして、何かイベントがあるときには、ツイッター上で告知してくれます。
筆圧測定は人気のイベントなので、万年筆好きのツイッター民が「いいね」や「リツイート」をして、どんどん拡散されていきます。
「筆圧測定」でキーワード検索してみると、たくさんの情報が見つかります。
特に、東京などの大きな都市では、頻繁に開催されているようです。
ちなみに、私が行ったイベントは予約不要でしたが、予約が必要な場合もあるので、しっかり確認しておきましょう。
〜追記〜
Twitterで教えていただいた情報によると、筆圧測定の日程は、パイロットに電話すれば教えてもらえるとのことです。
パイロットの筆圧測定を実際に体験
当日、イベントを行う文房具店へ初めて訪れました。
あまり大きくない店舗でしたが、入り口の万年筆コーナーはにぎわっていました。
終わったら連絡差し上げるようにしましょうか?
名前と電話番号を伝え、外で時間つぶしをすることにしました。
そして、1時間半以上経過した頃に着信があり、再びお店へ向かいました。
お店に入ると、パイロットの筆圧鑑定士さん(と思われる方)が待っていてくださいました。
などと、少し話をしてから、
と、紙と万年筆を渡され、記入しました。
筆圧測定器の台の中心にある、金属部分の真上に枠が合うように、用紙をセッティングされました。
少し緊張しながら、万年筆で名前を記入しました。
測定そのものは、名前を書く数秒だけで完了です。
パイロットの筆圧測定の測定結果
万年筆 筆記測定の解析結果
名前を記入し終わるとすぐに、結果がプリントアウトされました。
筆圧の平均が140らしいのですが、私の筆圧は192でした。
さらに、ペンを外側にやや立てて書く傾向があることが判明しました。
外側というのは、ペン先の穴がある側が、自分と反対の方向に向いてしまっているということです。
データ解析表
次に、測定結果と私が書いた字を見て、鑑定士さんがデータ解析表の上から順に、当てはまる点数に丸をつけていきました。
Z型の点数が一番高いという結果になりました。
手に合うペンと性格
Z型と診断された私は、「熱血世話好き型」でした。
手に合うペンは、F(細字)、SF(細字・軟)、SFM(中細・軟)、SM(中字・軟)でした。
パイロット万年筆カスタム742の試筆
測定結果に基づき、次々と試筆用の万年筆を渡されて、自分の名前を同じように書いていきました。
2万円台の万年筆と言っていたので、カスタム742でしょう。
軟調ニブは、私の筆圧が強い分、線が太くなってしまいました。
そんな流れで、万年筆を押し売りされることも一切なく、筆圧測定が終了しました。
個人情報を渡すこともなかったので(測定時に記入する名前以外)、セールスが苦手な方でも安心です。
まとめ:筆圧測定は万年筆に興味を持ち始めた方におすすめ!
私のように、今後ちょっといい万年筆が欲しいと思っている方には、筆圧測定はとてもおすすめできます。
クセを改善し、自分に合った万年筆を購入するのに、非常に役に立ちます。
逆に、万年筆に興味のない方にはおすすめできません。
実際に測定するときも万年筆で記入しますし、測定後の試筆も楽しめないのではないでしょうか。
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