大人が0から趣味を始める場合、子どもの頃とは異なり、様々な制約があります。
家計が厳しかったり、教室に通うのが難しかったり、時間が確保できなかったり・・・。
そんな中、子育て中の主婦である私は、新しい趣味としてペン字を始めました。
数多くの選択肢の中からなぜペン字を選んだかというと、大人の趣味に最適だという結論に至ったからです。
ペン字が大人の趣味に最適な理由5つを、詳しく解説していきます。
1.ペン字は簡単に始められる
ペン字は、ペンと紙さえ用意すれば、すぐにでも始めることができます。
また、趣味というのは大抵、いざ始める際にはお金がかかるものです。
しかし、数多くの趣味の中でもペン字は、低予算で始められるというメリットがあります。
もしゴルフを新しく始めるとしたら、ゴルフ道具を一式用意しなければなりません。
高額な費用もかかってしまいます。
しかしペン字であれば、少ないお小遣いの範囲内でも、十分始められます。
ネットでお手本を探してダウンロードしたり、書店で500円程度のペン字の本を購入すれば、準備万端です。
それでも、教室に通うのと比べたら安いものです。
また、ペン字は他の趣味に比べて、一歩進んだ状態からスタートできます。
日本で生まれ育った方であれば、大人になるまでに学校で読み書きはマスターしているからです。
例えば、ピアノを未経験で習い始めるとしましょう。
楽譜の読み方や、ピアノの弾き方を、一から覚えなければなりません。
一方、ペン字は未経験とはいえ、文字の読み書きは、普段の生活で当たり前にやっていることです。
そのため、他の趣味に比べて、スタート時点で難しくて挫折する可能性は少ないと言えます。
2.ペン字は自分のペースで学習できる
ペン字は、1人で、都合の良い時に、短時間で学習できます。
日ペンのボールペン習字講座の場合、1日20分のレッスン内容になっています。
仕事が忙しい方でも、子育て中のママでも、わずかな時間で趣味を楽しめます。
例えば、新しくフラダンスを始めるとしたら、そのようにはいきません。
独学というわけにもいかないので、毎週決まった時間のレッスンに通わなければなりません。
休んだら、他の生徒との差が開いてしまいます。
面倒な人間関係に悩まされる可能性もあります。
私には、現在1歳の子どもがいます。
子どもが起きている間は、自分の時間を確保することすら難しいです。
ですが、ペン字なら、子どもを寝かしつけた後に取り組むことができます。
3.ペン字は老後も続けられる
定年退職した方が、仕事という生きがいを失って、他に趣味もなく、すっかりふさぎ込んでしまったという話を聞いたことがあります。
2017年の日本人の平均寿命は女性が87.26歳、男性が81.09歳で、いずれも過去最高を更新しています(参照:厚生労働省 平成29年簡易生命表の概況)。
趣味があると、楽しく充実した余生を送ることができます。
ただし、体力はどんどん衰えてきますので、激しいスポーツなどは厳しくなってきます。
その点、ペン字であれば、この先ずっと続けていくことが可能です。
何事も、早く始めたほうが有利です。
たとえ1日20分でも、それを毎日続けていたら、数十年後にはどれほど上達していることでしょう。
4.ペン字は普段の生活に役立つ
IT化が進んだ現代、文字を書く機会が減ってきたとはいえ、書かなければならない場面はまだまだ多いです。
ペン字を趣味にすると、美しい文字が書けるようになっていきます。
文字が上手だからといって、評価に直結することは少ないかもしれませんが、周りからも一目置かれることでしょう。
5.ペン字は収入源にもなりうる
日ペンのボールペン習字講座の場合、講座終了後に引き続き「ペンの光」という競書誌で学習を継続することができます。
昇級、昇段することで、最終的に師範の資格を得ることが可能です。
師範になれば、カルチャースクールで指導したり、教室を開いたりすることも夢ではありません。
まとめ:ペン字は大人が新しく始める趣味におすすめ
私はペン字を始めてまだ間もないですが、早くも成果が目に見えて現れる喜びを感じています。
それと同時に、一日勉強しただけではすぐには上達しないもどかしさも感じています。
今後も趣味としてペン字を続け、美しい文字を目指していきたいです。