先週でペン字を始めて1年経った、香(@ouchipenji)です。
日ペンのボールペン習字講座がきっかけとなり、子育ての合間の独学でペン習字を続けて1年が経過しました。
この1年間を振り返っての感想や成果などを、まとめていきます。
1年間を振り返って
この1年間の様子は、当ブログの過去の記事をさかのぼればお分かりいただけることでしょうが、簡単に振り返ってみます。
日ペンのボールペン習字講座を受講
少しでも字が上達すればいいなと思い、子育て中でも可能な趣味として勢いで始めてみたペン字。
それまでは文字の練習をする習慣など一切なく、日ペンのボールペン習字講座がはじめの一歩でした。
一見簡単そうなひらがなですら、全然お手本通りに書けなくて、最初は苦労しました。
SNSでペン字専用アカウントを作り、ペン字仲間のフォロワーさんと知り合うこともできました。
そして、半年後には無事修了できました。
競書誌「ペンの光」の購読を開始
日ペンのボールペン習字講座を始めるまでは、個人で競書という発想がなく、ペンの光をやるかも迷っていました。
しかし、
- 講座の級位認定で、最終的には規定部5級になれた
- 昇級するのが楽しい
- 通信講座が終わった後も、引き続き日ペンの文字を習得したい
- もっと字が上手になりたい
といった思いから、ペンの光の購読を始めました。
私は自由に好きな練習をするより、具体的にやることが決められている方が張り切るタイプなので、毎月課題を出される競書での学習は合っているようです。
万年筆沼・インク沼にハマる
ペン習字を始めると、さまざまな筆記用具を試したくなるものです。
ボールペンも増えましたが、それ以上に万年筆とインクが激増しました。
おかげで、好きなペンとインクで書写を楽しむという、至福のひとときを手に入れることができるようになりました。
ペン字との相乗効果は抜群と言えるでしょう。
1年間ペン習字を続けてきた成果
1年間で字はどれほど上達したか
1年前と同じ文章を書いてみました。
1年経ったとはいえ、お手本を見ないで一発書きだと、ところどころ下手ではありますが・・・。
1年間の成績
規定部の段級位の青字は、ボールペン習字講座の級位認定課題によるものです。
赤字は昇級できた月、すなわち出品したものは全て昇級できたことになります。
級位とはいえ、ペン習字歴の長い方や、他の競書誌から乗り換えてきた方など、たくさんいらっしゃるはずですから、独学にしては奮闘した方かなと思っています。
しかし、SNSをやっていると、毎月複数の部門で写真版の常連の方がゴロゴロいらっしゃいます。
そんなレベルの高い方々と比べると私は全然で、毎月必死に清書して、昇級するだけで精一杯です。
↓成績一覧表、ご自由にお使いくださいませ。
来年の目標
字形だけでなく、より美しい線質を目指す
ペンの光を始めて以来、字形は特に意識して練習してきました。
その甲斐あって、「字形が整っている」との講評もいただけました。
一方、線質についてはあまり意識せずに練習していました。
講評でよく見る「線質」というワード。
段位になればなおさら、字形だけでは評価されず、線質が鍵となってくるのでは・・・と考えます。
正しいペンの持ち方に矯正する
1つ目の目標の達成のためにも欠かせないと思われるのが、ペンの正しい持ち方です。
持ち方の矯正は現在進行中ですが、もうしばらく時間がかかりそうです。
筆ペン部で段位になる
未だ苦手意識の強い筆ペン部。
まずは段位を目標とします。
なお、規定部はなかなか上がれなくなってくるでしょうし、かな部も一筋縄ではいかなそうです。
具体的な目標の明言は避け、ちょっと様子見です。
硬筆書写技能検定3級合格
今年は時間が足りず、受験を断念しました。
来年度は一人の時間が少し増える予定なので、チャレンジしたいです。
まとめ:独学でも1年間続けたら上達できた
子育ての合間の気分転換にと始めたペン字。
他の趣味に比べると、楽しさという面には期待していませんでした。
ところが、良い意味で期待を裏切られ、どんどんのめり込んでいきました。
もう少し、ゆる〜くやっていくつもりだったのですが、あれ??
睡眠時間を犠牲としながら、本気でペン習字に取り組んできた1年となりました。
本気で取り組んできた成果は、しっかり文字に現れていると実感しています。
しかし、美文字にはまだまだほど遠いので、2年目も引き続き頑張っていきます!