ペン字を始めて1年11ヶ月の香(@ouchipenji)です。
先月、硬筆書写技能検定を初受験してきました。
- なぜ3級を受験したのか?
- なぜ今回だったのか?
など、この度の受験に至った理由を書いていきます。
忙しくなる前に受験しておきたかった
現在ペン字を始めて2年目。
日ペンのボールペン習字講座は昨年のうちに修了。
競書誌「ペンの光」でも、規定部・筆ペン部共に五段目前というところまで来ていました。
3級ぐらい持っていて当然・・・いや、資格の有無に関わらず、3級に相応するくらいの実力は備えていなければならないと感じていました。
硬筆書写検定試験が実施されるのは、1月、6月、11月。
来年ペンの光の昇格試験を受けるとなると、2月末〜5月中旬、9月末〜11月中旬は忙しくなります。
ペン展に出品するとなると、1月末〜4月末までは余裕がなくなります。
と思った次第です。
所持していた3級の問題集を活用したかった
いきなり2級に挑戦するという選択肢も考えられましたが、3級から受験した一番の理由は、以前に問題集を購入していたからです。
本当は昨年の受験を検討していましたが、自信と余裕と実力がなく、最初の数ページ解いただけの状態でした。
ずっと本棚に眠ったままにしておくのはもったいないですし、去年よりは実力もアップしたはずです。
そして3級であれば、これから勉強始めてもギリギリ間に合いそうだと感じました(約2ヶ月)。
行書を覚えたかった
3級を受験するにあたり、一番のネックだったのが行書です。
お手本を見ながらだとそれなりに書けるようにはなってきましたが、自運だとさっぱりで。
徐々にお手本なしでも書けるようになりたいと思っていました。
しかし私の性格上、毎日コツコツ行書の基礎練習というのは続けられず、何度も挫折してきました。
ということで、行書を覚えるきっかけ作りとしても、3級受験はちょうどよかったです。
3級の肩書以外に興味があった
「硬筆書写技能検定3級」という肩書そのものには、さほど興味はありませんでした。
どちらかというと、
- 硬筆書写技能検定を受ける経験をしてみたかった
- 3級の勉強をすることで基本的な技術と知識を習得したかった
- 今後上の級を目指すための足がかりとしたかった
といった思いの方が強かったです。
もちろん受験するからには結果を出したいと思っていましたが、結果よりも過程を重要視していました。
まとめ:今だ!と思えたときが最適なタイミング
私は去年受験を考えていたものの、結局受けるまでには至りませんでした。
しかし今年は、突如としてやる気が沸き起こりました!
そして案外楽しく試験勉強に取り組めました。
3級に挑戦してみたいけれど、どうもやる気が出なくて・・・という方は、タイミングを待つのもありだと思います。
普段の練習によって実力がつけば、その分試験勉強は楽になります。
私も去年無理に受けていたら、もっと必死に苦しんでいたことでしょう。