私がペンの光の購読を始めたのが、2019年の7月号からでした。
今年の7月号から、ペンの光3年目に突入しました。
そこで、ペンの光2年目の成績や取り組み方について、振り返ってまとめておくことにします。
ペンの光2年目の成績
2年目を終えての段級位と成績
- 規定部:五段
- かな部:初段(出品お休み中)
- 筆ペン部:五段
- 漢字部:ほぼAランク
- 手紙実用部:Aランク
- 受験部:1〜2級
- 掲示部:①〜③
規定部と筆ペン部で、当面の目標としていた五段まで上がることができました。
規定部は、推薦の合格通知が届いていた頃でしたが、光に載るのはもう少し先なので五段と表記しておきます。
成績だけ見ると、努力してきた分の結果は出せているように感じます。
ストレートで上がってこれたわけではなく、残留した月もありました。
写真版も毎月というわけではありませんでした。
それでも全体で見ると、わりと順調な方かな?と思います。
規定部
↑背景赤は、添削に出した月です。
1年目は規定部に一番力を入れてきましたが、成績の低下とともにモチベーションが下がってしまいました。
良くないと分かっていながらも、ついつい練習が後回しに・・・。
特に五段になってからは、500人超えの出品者の中に埋もれてばかりでした。
漢字部
いまいち成績が安定しない漢字部。
Aランク内で上がったり下がったりしてばかりでした。
かな部
ペンの光の開始時から休まず出品し続けてきたかな部、初段に上がり課題が変わったタイミングで、無期限でお休みすることにしました。
初段〜師範の課題は、さらに難易度が上がるため、これまでのように気分転換がてらというわけには行かなくなりそうだったからです。
見よう見まねで出品することに引け目を感じていた部分もありましたし、先へ進む前に最低限のかなの知識は身に着けておきたいとも思いました。
これまで続けてきたことを辞めるというのは、自分にとっては勇気がいる大きな決断でしたが、もう少し余裕ができてから改めて学び直したいです。
手紙実用部
1年目はC用紙の課題(縦書き)の月しか出品していませんでしたが、B用紙の課題(はがき)にも出品し始めました。
好きこそ物の上手なれなのか、楽しくて延々と書き続けていられそうなこの部門は、他の部門に比べて成績が良い月が多かったです。
筆ペン部
筆ペン部1年目は、苦手過ぎて辛いという気持ちの方が勝っていました。
2年目は、速習筆ぺん実用講座で基礎から学び直したことが功を奏し、苦手を徐々に克服し少しずつ楽しく書けるようになってきました。
急がば回れで、基礎を身につけることにより、課題の練習時間を短縮しても質を高められるようになりました。
受験部
1年目の途中からヨコ書きの課題のみ出品し始め、ずっと3級でした。
2年目からは、タテ書きの課題も出品するようにしました。
3級からは抜け出せ、1級(下位)か2級に落ち着いてきました。
練習の積み重ねで、徐々に成果が出てきたのだと思います。
掲示部
年4回の掲示部。
検定の直前には、検定の対策を兼ねて特に力を入れて練習していました。
何度も書いて慣れることで、「③いろいろ研究しよう」だったところから、「①最高です」になることができました。
自由作品部
2年目に初めて、試しに数回出品してみました。
なかなか自由作品部まで手が回りませんが、楽しく書きがいのある部門だと感じました。
ペンの光2年目の取り組み方
出品部門
規定部、漢字部、手紙実用部、筆ペン部、受験部の5部門は、毎月必ず出品していました。
それから年4回の掲示部は、なるべく出品するようにしていました。
5部門(6部門)出品し続ける中で感じた良い点・悪い点は以下の通りです。
- 飽きずに楽しく練習できる
- 相乗効果で上達しやすい
- 漢字部、手紙実用部、受験部は、そのまま昇格試験対策につながる
- 漢字部、手紙実用部、受験部、掲示部は特に、硬筆書写技能検定対策にもつながる
- 数撃ちゃ当たるで、成績の悪い部門があっても他の部門に救われ、精神的ダメージが少なく済む(笑)
- 一つ一つの部門に割ける時間が少なくなる
- 競書以外の練習に割ける時間が少なくなる
- 疎かになる部門が出てきてしまう
- 納得行かないまま泣く泣く出品となりがち
ペンの光以外の練習時間が増えた
1年目に競書疲れしてしまったことから、2年目は競書一辺倒にならないように、なるべく肩の力を抜いて取り組んできました。
毎月5部門出品する傍ら、1年目は手が回っていなかった基礎練習に力を入れたり、硬筆書写技能検定の勉強に励んだりもしました。
それらを通して、目も当てられなかった自運が多少見られるようになりましたし、簡単な行書はなんとなく覚えられてきました。
一時的に見ると、月例課題の練習量が減っているのでその月の成績は期待できないかもしれません。
しかし、一時の成績にとらわれずに長期的に見たときに、基礎練習や検定の勉強をやってきて良かったと感じられる場面は多々ありました。
日中練習できるようになった
3歳になった息子は4年保育で幼稚園に通うようになり、その間練習することが可能となりました。
それでは練習時間が増えたのかというと、それほど変わりはありませんでした。
息子が2歳だった頃は睡眠時間を削って練習していたので、連日寝不足でグダグダでした。
それは良くないと、なるべくしっかり睡眠を取るように改善しました。
毎月の練習方法
1年目後半は、前月分の清書を終えた月末頃から練習を開始→20日前後に清書開始、という流れでした。
しかし2年目は、毎月5部門に加え他の練習にも力を入れていたため、練習と清書の境目がなくなってきました。
最初から清書用紙で練習し、ある程度書いて整ってきたら、そのまま清書(1部門につき1〜3日程度)に突入します。
20日前後から一気に全部門の清書をしていた頃は、書けないし終わらないしで追い詰められて無性に疲れてしまい、清書が辛く感じていました。
また、私は子どもや仕事関連でイレギュラーな予定が入ることも多いです。
なるべく前倒ししておいた方が不測の事態に備えられるので、このような練習方法に落ち着いてきました。
ペンの光を2年続けてきて思うこと
あまり成績は意識しないようにと思っても、毎月ペンの光が届いた日は、やっぱり一喜一憂してしまいます。
嬉しい結果のときはモチベーション高く引き続き頑張れば良いでしょうし、残念な結果なときは反省した後切り替えてまた頑張っていけば良いでしょう。
NGなのは、人と比べてしまうこと。
いちいち周りと比べていたらキリがありませんし、どんどんネガティブになるばかりです。
私はもともと上手なわけではありませんでしたし、センスがあるわけでもありません。
上達スピードや飲み込みも、決して早い方ではありません。
成績も、悪くはありませんが上位の常連ではありません。
練習量も、まだまだ足りていません。
でも、ペンの光を続けているうちに、着実に上達してきているのは明らかです。
そして、続けることで必ずもっと上達できると確信しています。