本屋さんに行ったときに、ペン字の本が何種類も並んでいるのを目にしたことはないでしょうか。
数年前、私は平積みされているペン字の本を見つけ、思わず手に取りました。
購入して練習を開始したものの、字が上達することもなく、三日坊主で挫折してしまいました。
ペン字初心者の私が、独学で挫折してしまった3つの理由を、説明していきます。
①具体的な目標がなかった
この記事を読んでくださっているあなたは、きっとペン字に興味がおありなことと思います。
突然ですが、ひとつ質問させていただきます。
かつて独学で挫折した私の場合は、
という単なる願望だけで、具体的な目標がありませんでした。
具体的な目標がないと、挫折する確率は確実に上がる。
- 年賀状をきれいな文字で書けるようになる
- 美文字になって会社で一目置かれる存在になる
- 子どもの持ち物に恥ずかしくない字で名前を書けるようになる
目標を立てることで、目標に向かうための道すじがはっきりして、意欲的に学習できる。
②計画を立てて学習しなかった
私はペン字の本を購入し、そのまま最初のページから読み進め、書き込みながら練習を始めました。
その本には、一度に何ページ進めればよいかなどの、具体的な学習の進め方は書かれていませんでした。
初日は無事に、ひらがなの練習を開始することができました。
翌日には、ひらがなの練習を終えることが出来ました。
ひらがなの練習を終えてひとまず満足してしまった私は、そのままやる気を失い挫折してしまいました。
学習を継続するためには、最初に具体的な計画を立てることが大切。
- 1日◯ページ進める
- 毎日◯分は必ず練習する
- 来月までに1冊終わらせる
計画を立てずになんとなくで始めてしまうと、挫折しやすい。
③本気度が足りなかった
私の場合、何が何でも字が上手くなりたいと思って本を購入したわけではありませんでした。
結果が出なくても、500円ならちょっと損したぐらいで済むし。
そんな不順な動機で衝動買いしてしまったので、明らかに本気度が足りませんでした。
無料や格安の場合、「失敗してもまぁいいや」と本気で取り組みにくい。
時には、身銭を切る覚悟も必要。
自分のお金を費やすことで、本気で学習する意欲がわいてくる。
本気で上手になりたいという、強い意志が欠けていました。
独学で挫折した初心者でもペン字を続けられた方法
以上の3つの理由で、書籍を買ってのペン字は速攻で挫折してしまいました。
そんな私が今、ペン字を楽しく意欲的に継続できている秘訣は、日ペンのボールペン習字講座に申し込んだからです。
- 具体的な目標がなかった
→
・半年でボールペン習字講座を修了する。
・ペンの光で段位を取得する。
・最終的には師範を目指す。
・綺麗な文字で手紙を書けるようになる。
・SNSで手書きツイートする。 - 計画を立てて学習しなかった
→日ペンのボールペン習字講座だと、学習のカリキュラムが組まれていて、計画的に学習可能。 - 本気度が足りなかった
→通信講座の費用は、現在ほぼ収入のない私にとっては大きな痛手。
それを払ってまでやると決めたので、本気で身につける覚悟ができているし、後には引けない。
教室や通信講座は、やはり費用がかかるのがデメリットです。
しかし、独学よりも断然効率よく学習でき、モチベーションも維持しやすいです。
まとめ:優れたペン字の本でも初心者の独学は挫折しがち
私が購入したペン字の本自体に非があったわけではありませんでした。
基礎〜実用的な文例まで載っていましたし、しっかり1冊終えれば、始める前よりは上達する内容でした。
大学進学を目指す多くの受験生は、塾や予備校に通って受験勉強をします。
独学だと勉強する気が起きなくても、塾に行ったら勉強せざるを得ません。
そして、しっかりとカリキュラムが組まれているので、最短ルートで成績アップできます。
ペン字の場合もそれと同様です。
本を買っての独学だけでは挫折する人が圧倒的に多く、わざわざペン字の通信講座を受講する人が後をたたないわけです。
完全な独学で頑張りたいのであれば、以下の3つをはっきりさせた上で、学習に取り組みましょう。
- ペン字を学習する具体的な目標は?
- 細かい学習計画は立てた?
- 独学で最後まで本気で頑張れる?
独学が無理だった私は、日ペンのボールペン習字講座に申し込みましたが、正しい選択だったと感じています。
添削指導によりモチベーションもアップしますし、SNSを通じて同じ講座の受講者からたくさんの刺激を受けています。
たった1週間でどれほど上達したのか気になりましたら、ぜひ以下の記事もご覧くださいね。