シンプルで使いやすい万年筆、kakuno(カクノ)。
すでに一本持っていたにも関わらず、お店で見て一目惚れした、透明軸のカクノを手に入れました。
せっかくのスケルトンボディなので、普通の黒インクではなく、お気に入りの色のインクを入れたくなりました。
そこで、CON-40という回転式コンバーターをカクノに装着し、ボトルインクを吸入してみました。
その詳しい方法を解説していきますね。
万年筆カクノで使えるコンバーターは回転式のCON-40
コンバーターとは、インク瓶から万年筆にインクを吸入するための吸入器のことです。
カクノにコンバーターは付属されていません。
ボトルインクを使用する場合には、コンバーターを別途購入する必要があります。
カクノで使用できるコンバーターは、CON-40。
カクノを購入すると、説明書が付いてきます。
「コンバーターのご使用方法」が記載されていますが、しっかり「回転式(CON-40)」と指定されています。
万年筆のコンバーターの方式は主に二種類。
- 回転式
→つまみを回して吸入する - ピストン式
→ノブを押して吸入する
私は銀座にある文房具専門店「伊東屋」の万年筆のフロアで、コンバーターを購入しました。
と店員さんに聞いてみたところ、
と、CON-40を出してきてくれました。
ですので、CON-40を買っておけば間違いありません。
価格は税込みで、432円でした。
ネットからだと、もう少しお得に購入できるかもしれません。
万年筆カクノに回転式コンバーターCON-40を装着
- カクノのキャップを開けます。
- 軸を回して外してから、コンバーターを差し込みます。
まっすぐしっかり、奥まで差し込みましょう。
- コンバーターのノブを左に回します。
最後まで回しきったら、準備完了です!
コンバーターCON-40でインクを吸入
- ペン先を首の部分までインクに浸します。
カクノの顔が隠れるくらい、思いっきりインクの中に沈めます。
浅いと、インクを少ししか吸入できません。
- ノブを右に回してインクを吸入します。
元の位置まで回しきりましょう。 - ペンをボトルインクから抜き出します。
- ペン先や首についたインクを、柔らかい布などでよく拭き取ります。
- 軸を戻します。
コンバーターCON-40でインクを吸入したカクノでの試し書き
問題なく書くことができました!
まとめ:回転式コンバーターでインクを吸入するコツは、深くインクに浸すこと
私はコンバーターを使うのは初めてで、上手に吸入できるか不安でしたが、無事に吸入することができました。
私は最初、インクを浅めに浸していたため、たくさん吸入できずに失敗してしまいました。
もし失敗しても、コンバーターは何度でもやり直しがきくので大丈夫です。
もしインクが上手に吸入できなかった場合・・・
- 再度コンバーターのノブを左に回します。
- インクにしっかり浸し、コンバーターのノブを右に回します。
パイロットの「インキの入れ方<回転式コンバーター>」という動画もとても参考になりましたので、おすすめです。
https://www.youtube.com/watch?v=p4tVQ_nSMjU&rel=0
カクノに好きな色のインクをセットして、万年筆ライフをお楽しみくださいね!